
新しい日常・・・
その言葉がなんか面白い!
新しい日常=急激な日常の変化
そんな気がするのです。
だって
毎日が常であるわけではない。
同じ風景は決して見られないはず。
鴨長明曰く

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず
方丈記
さらに琵琶法師が語る
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
平家物語
もちろん兼好法師も
世は、定めなきこそいみじけれ
徒然草
現代においても
この世は無常だと思うのです。
ひと昔前までは
人は顔を上げて歩いていたと思うのです。

でも今は・・・
空に虹で出ていても
気づかない人が多いんじゃないかな?
SNSで知って
見れば良かったと後悔する・・・
電車内でも
みんな下を見ていますね。

これだって
大きな変化だと思うです。
知らないうちに
少しずつ日常が変容しているのです。
毎日見る車窓だって
どこかに差異があるはずなのです。
高校時代
帰りの電車内から見ていた風景。

「あそこに
牛がいることがあるんだよ!」
と僕がその方向を指さす。
「うそつけ!!!」
と友人にバカにされる。
数日後
「あっ 本当だ!」
その日以降
帰りの電車内で牛がいるかどうかで
盛り上がっていたのです。
そんなことが楽しかったのです。
数十年後
一人でその電車に乗りました。
ブログに載せる写真を撮るために。
残念ながら牛はいませんでした。
でも
あの頃の友人との思い出が
確かに蘇ったのです。
作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R
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