なぜ線を引きながら文章を読むのですか?
 

極論を言えば
センスがある人は
引く必要はないと思います。

答えが書いてある場所が輝いて見える
そんな感覚を持っているかもしれません。

なぜ文章にを引くのでしょうか?

線を引く理由

答えを早く見つけるため

国語の苦手な生徒は
答えを探す時に当たりをつけず
テキトーに見つけようとする。

だから時間がかかってしまう。

それを防ぐためのです。

まず
この目的を忘れないで下さい。

それでは
どんな場所に線を引くのか?

一般論から説明します!

線を引く①

逆接の接続語の後

これは比較的有名ですね。

理由も押さえましょう。

入試問題で採用される文章は
世間とは違う主張が展開される
ケースが多いのです。

普通の意見だったら
理解しやすくなってしまいますね。

だから逆接の後に
筆者の意見が書かれている
可能性が高いのです。

例えば

赤信号は守らなければならない。みんながそう信じている。
しかし本当にそうだろうか?
車がほんとど通らない道。赤信号の横断歩道の手前で待っている人が殆どだ。でも、僕はこれが臨機応変に対応できない日本人の特性を表していると考えている。左右をしっかり確認し、車が来ていなければ道路を横断してもいいではないか。日頃から周りの状況を判断して行動することが大切なのだ

これはテキトーに作った文章です。

僕はこんなふうに思っていませんよ。

絶対に信号は守りましょうね!


さて、この文章のように

しかしから
筆者の主張がスタートするケースが多い。

『AしかしB』はBの方が大事なのです。


今回3本の線を引きました。

その理由を説明しましょう。

線を引く②

問いかけ(問題提起)の文

赤ラインのところがそうですね。

ここに
文章全体の話題が
含まれていることが多いのです。

その問いかけに対することを探すことが

筆者の最も言いたいこと(=要旨)を
捉えるのに役に立つのです。

線を引く③

筆者の意見が書いてある場所

青ラインのような
~と考える。~と思う。などの表現。

黄ラインのような
~が重要だ、~が大事だ。などの表現。

これらもしっかりチェックしましょう。

でも
なかなか実践できないですよね?

その原因

ルールに当てはまらない表現が多い

ここからが僕の国語論です。

意見を書く時に
思う・考えるで書かないケースがあります。

ここでは挙げませんでしたが
物語文で心情表現に線を引こう
良く言われますよね・・・

でも
嬉しい・悲しいなどの
直接表現は殆どない・・・

そうすると
もうどこに引いていいか分からない。

すると文章全部に
線をひっぱる生徒が出現するのです。

線を引く場所を決めるのは
感覚も大きく関わっていると思います。

だから
それを口で説明するのは難しいのです。

学受験の国語は不尽だと思う

国語の理不尽さ①

センスのある
生徒には敵わない

どんなに努力しても追いつきません。


例えば
国語の参考書でよくあるコピー

読解のセンスがない僕でも点数が上がった方法

多分その方法を
見つけられたということは
センスがあったということなんです。

センスの説明は
この後、詳しく致します。

中学受験語の『範解答』に納得できない

国語の理不尽さ②

国語は解釈問題

だから
答えに納得できない問題があるのです。

頭が良い生徒が
国語で躓く理由もここにあると思います。

自分の頭の中にある
答えが選択肢の中にない・・・

国語の理不尽さ③

その文章を書いた
筆者でも満点がとれない

筆者の考えに近いものを選べ。

これは真っ赤なウソです(笑)。

正しくは・・・

私(=設問者)が
この文章をどう解釈したか答えよ。


センスがある=読解力がある
ではないんです。

中学験における語のセンスとは?

それは

国語のセンスとは

設問者の意図
正確に掴めるセンス

だから
教えるのも大変なんです。

正直なんでこれが答えなのか?
そう思うことが時々ある・・・

※詳しくはこの記事で

国語が手な生徒の強方法を教えます!

国語が苦手な生徒の戦い方。

戦法その①

文章を音読する

これは宿題をやる時に行います。

文章が頭に入ってこない
要因は斜め読みをしているから。

音読することで
しっかりと文章を追えます。

耳からも情報が入ってくるので
一石二鳥です。

文章を
斜め読みしない習慣をつけるのです。

もちろん
模試・入試では音読できませんからね。

戦法その②

語彙を増やす

それには漢字練習が一番。

※詳しくは
 漢字を覚えるコツを紹介した
 この記事をご覧ください。

保護者からよく出る質問。

国語の点数をげるためにを読むべきか?

「読解力をつけるために本を読むべきですか?」と中学受験する子どものお母さんが言う

あまりお勧めできません。

速効性がないからです。

そして
本好きだから国語が得意になる
わけではないからです。

変に感情移入してしまい
客観的に問題が解けなくなる

そんな危険性もあるのです・・・

大事なのは
読解力ではなく得点力なのです。

それにはこれが有効です!

戦法その③

読解問題の解き直し

なぜ語が入試の科にあるのか?

なぜ
国語が入試の教科にあるのか?

それは
客観的な思考ができるかどうか?
だと僕は個人的には考えます。

文章のここに
こう書いてあるからこれが答えだ!

というように。

とすれば
問題の多くには答えの根拠がある。
(悪問も確かに存在するけど・・・)

そこをしっかり押さえる。

解説を読めば
それが掲載されているはず。

そこに線を引くのです。

とすると
線を引く場所がだんたん分かってくる。

そんな効果を僕は期待しているのです。

もちろん
全問できなくても構いません。

回答の根拠なしに
なんとなく解く習慣がなくなれば
国語の得点力が上がる可能性は高いです。


でも
現実問題としては国語に
そこまで時間を割けませんよね・・・

作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R

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