耳鼻科に行った帰り道。

母にゲームウォッチを買ってもらった。

痛みに耐えたご褒美なのか?

タイトルは『影忍者』

8方向から出現する忍者から
姫を守るというシンプルなもの。

大きさはスマホくらい。
そのゲーム1種類しか入っていない。

それにしても
優しい忍者たちだった。

8方向から同時に
出て来ないんだからね。(笑)

トイレで水没させるほど
熱中していた。

不思議なことに
それでも故障しなかった。

えっ 汚いない????

そんなの関係ねえ~~

そのゲームを
再び手にするのに
何ら抵抗はなかった。

ゲームとの会い

大型スーパーの屋上にあった
ゲームセンターに友達とよく行った。

でも
やった記憶がないのだ!

何か不良に
なってしまう気がしたのかな?

それとも
お金を使ってゲームを
やることへの抵抗感があったのかな?

上手くできる自信が全くなかった。

それに100円を使うのはコスパが悪い。
そう考えていたのかな?

だったら
やるより見る方がいいのでは?

それでも十分興奮できたのだ。

なぜ親は・・・?

ファミコンが流行し始めた頃

「ゲームを買いに行こう!」
と父が言ってきた。

欲しいって
少しは言ったかもしれないけど

そんなに強く言った記憶はないんだ。

なのに、なぜ・・・????

友達の会話についていけないことを
憐れんでくれたのか?

しかし
近くの玩具屋では
ファミコンは売り切れだった。

なので
SAGA(SG-1000Ⅱ)を購入。

もちろん少数派。

それでも
しっかりと勉強の
邪魔をしてくれました。

田舎のしみが・・・

田園風景、新幹線
その非日常が好きだったのに。

いつの間にか
楽しみがゲームになってしまった。


親戚の子どもに
GAMEBOYを貸してあげた。

初めて触ったはずなのに
恐ろしい目つきでやり始めた・・・

ゲームに憑りつかれたのだ!

ケーブル

この通信ケーブルではなく(笑)

2台のGAMEBOYをつなぐ一本の線。

目の前にいる
友達と二人でやるテトリス

めちゃくちゃ面白かった!

世界中の人たちを相手に
ゲームができるようになるなんて

当時の僕が
想像できるわけがなかった・・・

PCゲームが
わが家にやってきた!

わが家にPC-98が来た衝撃!!
今でも忘れない・・・

わずか
フロッピーディスク2枚程度の中に
とんでもない世界が広がっていた!

信長の野望『戦国群雄伝』・三国史Ⅱ
夢中でプレイした。

本物の戦はこんな単純じゃない
と思いながらも・・・

でも
ゲームがリアルに近づくにつれ
僕はついていけなくなった。

そして
今ではYouTubeでゲーム鑑賞・・・

第一一二段

作:帰ってきた兼好法師 
Twitter:@Kenkohoshi_R