就職活動が上手くいかない。今にして思えば本当に大した事ではなかった。

40歳を超えた僕は
その言葉の意味が痛い程
分かります。

サラリーマンになると
就活中のしさを忘れる?

就職してからの苦労の方が
遥に大変なことを身をもって
知っているからです。

でも
今まさに就職活動の皆様に
とっては何の慰めにもならないと
思います。


面接に通り
内定を得ることがゴール。

就職してからのこと
なんて考える余裕なんて
ないでしょう。

出口のないトンネルに
迷いこんでしまった・・・

果てしない苦しみが続く・・・


そんな記憶が
僕にもあるのです。

第一志望の会社にちた日の絶望・・・

勝ち組と負け組


夢は見事に砕け散った・・・

僕は1番に縁がないようだ。

徒競走では2着が最高。

受験でも第2志望の学校に
合格するのがやっとだった。

そういう人生。

就職だけは第一志望に!!!
強い意思だけはあった。

ロクな努力もせずに・・・  

志望の
会社に落ちた・・・

 

お風呂


就活が始まる前

湯舟につかりながら
ふと思ったことがある。

第1志望の会社に落ちたら
僕はどうなるんだろう・・・



でも、なぜか
なれる自分のイメージが圧倒的だった。
ワクワクしていた。

アホとしか言いようがない!

の島・・・
その名前の由来とは?

夢の島


確か
笑っていいとも!
だったと思う。

今でも覚えているシーンがある。

僕が小学生の頃

電話で素朴な子どもの
ギモンに答えるコーナーがあった。
 

どうしてゴミを埋めててできた島が「夢の島」なんですか?という子どもからの質問

 
回答者はこう言った。

モノを買う時ってがあるでしょ。
だからだよ!

その真偽の程は定かではない。
今でも覚えているんだ、その言葉を。

妙に納得してしまった。

ゴミになってしまったモノでも
かつては夢があった。

もちろん全部ではないけど。


買ってから
商品が配送されるまでの時間が
長くなればなるほど夢が膨らむ。

それをどのように使うか。
それがある生活を想像して。


そして
それが届くと一気に興奮は冷める。
不思議なことに・・・

僕の場合は。

到着後もそれが持続するのは

昔はゲーム。
今はアダルトな商品くらいかな。(笑)

就職もじなのかな?

今にして思えば
僕はその狭すぎる門を
突破できる要素は何一つなかった。

もし
万が一、採用されていたとしても
僕は99%の確率で辞めていたと思う。

その仕事の辛さを知って
僕の期待は粉々になっていただろう。

根性がないことだけが取り柄なんです!

面接結果の電話は
・・・らなかった

○○時まで連絡がなかったら
ご縁がなかったということで


でも
面接通過者だけに
電話するという方式は酷だ。

はっきり
あなたは落ちたんです
引導を渡して欲しい。

つらいけどスッキリする。

電話がこないと
何かの間違いではないかと
しばらく引きずってしまうのだ・・・

電話が鳴るたびに
トキメキ

ダッシュで受話器のもとに

受話器に向かう。

当時は
固定電話に連絡がくるからだ。


でも

面接通過の電話が鳴らず、ガッカリ

関係のない電話。

これを
何回か繰り返した・・・


家族は何も知らなかった。

僕は
今日が結果発表ということを
伝えていなかったからだ。

打ちひしがれている姿を
誰にも見られたくなかった。

でも
それは万一の備えのはずだった。


第一志望の会社が

まさか
一回戦敗退とは思わなかった・・・

ご飯が
を通らない・・・

そんな経験を初めてした。

食べ物を強引に喉に流しこむ。
生きるためだけに・・・

母は
しばらくはそっとしてくれたが
 

「あんた!早く仕事を探しなさい!!」と母に責められる

  
発破をかけてくる。

でも動けなかった。 

彼女のまし

僕は慰められたくない。
絶対に!!!

自分がみじめに感じるのだ。

でも
ただ一度だけ
その言葉にココロを動かされた。


僕が
第一志望に落ちた時

「面接官、見る目ないね!だって、あたしあなたのいいところいっぱいいっぱい知っているから」と彼女に励まされた。

なぜか響いた・・・

頑張ろうと思った。

第一志望は落ちたけど
同じ職種の会社は、まだまだある!!

面接官の一言で
が折れた・・・

でも落ち続けた・・・
二次面接まで行くのがやっと。

自己PRも工夫した。

面接官に逆に質問してやろう!

僕は3人兄弟なんですけど
何番目に見えますか?


軽い印象を持たれてしまうのが
悩みだった。

だから
実は長男でしっかりものなんです!
とアピールしたかったのだ。


バカな作戦だった。

一社目の反応は良く面接通過!!!


でも次の会社では

「その質問に答える義務はない!」そう面接官に言われる…


そう冷たく言われた。


その瞬間
ぷつりと糸が切れる音がした・・・


もう辞めよう・・・
  

ひきもこる僕

  
僕はまた動けなくなった。


励ましてくれた彼女は
ニートになった僕を捨てた・・・



僕は一生
仕事に就けないのではないかと思った。

その仕事以外考えたことがなかった。

一体
僕は何になればいいんだ!!!

江戸時代の人がましい

江戸時代の武士


世襲制・・・
なんて良い響きなんだ。

仕事を選ばなくていい。
親の仕事を継げばいいんだ。

多分
僕は江戸時代を誤解している。

でも
激しくそう思ってしまったのだ。

もう
職業選択の自由なんていらないよ。

誰か
僕の仕事を決めてくれよ。

講師になるキッカケ

ふと
以前に言われた
彼女の言葉を思い出した!

それが
僕を次のステージに導いた。
       ・・・かもしれない。
  

「あなた塾講師になったら!」と彼女に言われる

   
そして
僕は塾講師になってしまった。
  

アルバイトという形だけど
職に就けたこと。

無所属から
隷属?かもしれないけど
ある組織の一員になれたこと。

それらが
僕の精神に安寧をもたらしたのだ!


でも
徐々に自分がフリーターという
危うい立場にいることを知ることになる。

務署でのショック

税務署


税金を還付してもらうため
初めて確定申告をした。

職業欄になんて書けばいいのか?
税務署員に質問にする。

「無職ですね」と税務署の職員に言われる

  
あっさり言われてしまった。


僕は無職という扱いなのか・・・


大学を卒業しているのに・・・

ちゃんと働いているのに・・・

それなのに無職。

それだけのことで・・・

それから十年弱経って
正社員という地位を得た。

たとえ
それが絶対にやりたくなかった仕事でも

職業欄に会社員と書けるだけ

僕は幸せを感じてしまったのだ。

作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R

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