夏期講習会前に行われる
保護者面談でよく言っていた。

でも内心は・・・

(そう上手くは行かないけどね)


その理由とは?

夏期講習会の意外な盲点

自由な時間が殆どない!

たっぷり時間があるから
弱点補強ができるだろう・・・

それは
残念ながら幻想に近いでしょう。

どういうことか説明しましょう。 

定された学習内容

確かに復習中心です。

でも
カリキュラムが
きっちり決まっているのです。

苦手分野だけを
重点的に学習することはできません。 

な宿題量

恐ろしい程の宿題が課されます。

それに
追われる日々が待っているのです。

夏期講習会中は
宿題以外の勉強をする
余裕がない生徒が殆どです。
 
では
夏期講習会の効果を
最大化するにはどうすればいいのか?

5つのポイントを
挙げたいと思います。   

自己解決能力をめる

ポイント①

家で一人で勉強できる
その習慣をつけること

宿題をやっている時
解けない問題に出会った。

その際
自己解決できる力を養成する。

これにより
宿題をこなすスピードが変わります!

のスパイラルとは?

ポイント②

ミニテストを一発で合格する

これが本当に大事です!

塾によって
違いはあると思いますが

各教科ともに
授業冒頭に実施されるのが
ミニテスト(確認テスト)です。

合格点が設定されて
不合格だと居残り再テストになる。

知識を定着させるためにね。

これを聞くと
安心する保護者が多いのですが

大きな落とし穴があるのです!


それは

のスパイラルに陥ること

どういうことか説明しましょう。

夏期講習会の宿題は膨大です!

基本的には
次の授業で実施される
ミニテストで合格できるためのもの。

居残りをさせられると
宿題に割ける時間がなくなり
その精度が低下します。

また不合格になる。

毎日これを繰り返すのです。

どんな問題が起こるでしょうか。 

①知識が着しない

再テストの形式に問題があります。

塾によって違うと思いますから
ご自身での確認もお願いします。

殆どのケースが
1回目のテストと同じなのです。

※算数は違うケースが多いです。

となると
知識として定着するのは
そのテスト問題のみ。

まあ
それでも意味はあります。

ミニテストは
入試で出題されやすいものを
選んで作問していると思うので。

問題は
答えをただ順番で覚えただけ
再テストを合格してしまう生徒です。

例えば

問2

邪馬台国の女王は誰か?

本来ならば
邪馬台国と卑弥呼を
知識として結びつける。

でも解答丸暗記だと

問1解答 土偶
問2解答 卑弥呼
問3解答 前方後円墳 だった場合

恐ろしいことに
この3つが知識として
関連づけられてしまうのです。

これだったら
再テストをしないほうがマシです。 

②再テストを実施する

答えをただ丸暗記するだけなら
時間がかからないはずでしょう。

そう思いますよね・・・

でも
そうではないんです。

もちろん
暗記するのが苦手な生徒もいます。

あるいは
算数の再テストは
問題が違うことが多いので

なかなか
合格できないことがあるでしょう。


でも
もう一つ問題があります。

それが再テストを実施する場所です。

多分
自習室的なところでしょう。

となると監視する人がいない。

塾はしっかり監視していますという。

でも
時々しか見回ることができないんです。

だって
授業をしているのですから・・・

その間隙を縫って生徒は
小さな声で雑談しているのです。

だから
遅々として捗らないのです。

※詳しくは
 この記事をご覧ください! 

ご興味のある方は画像をタッブ

この記事からも
家で勉強することが
大切だと言えると思います!

ミニテスト
すればOKなの?

次は
殆どの生徒にない視点です!

ポイント③

合格しても解き直しをする!

大体
合格基準は8~9割。

となると
数問不正解でも
合格することができるのです。

間違えた問題があるのに。

そこが
その生徒の弱点のはず!

覚え直さなくてはいけません!

でも
合格したからいいや!
そのままにしくおく生徒が
本当に多いんですよ。  

塾の授業がない
休みの過ごし方


ここでも
膨大な宿題が課されると思います。

でも
本当にやってもらいたいのは

ポイント④

お盆休みは
ミニテストの解き直しをする

そこが苦手だと
明確になっているのですから・・・

やらない手はないと思います。

一度
やっていても再度やって下さい。

できれば
それの類題をやるのが理想です。


それはできないだろうと
塾講師は諦めている・・・

あるいは
チェックするのが難しいので
宿題にすることができない。

僕の意見は現実的ではないでしょう。

お盆休みの間も
宿題は山のように出されるから・・・

でも
それはクラス共通の
全範囲を網羅した宿題なのです。

あまり効率的ではないな・・・

僕はずっとそう思っていました。

でも
個別に宿題を課す
余裕はありませんでした・・・  

ポイント⑤

夏期講習会直後の
模試の偏差値は上がらない!

そう覚悟をしたおいた方が良いです。

毎日勉強している。

しかも長時間にわたって。

その効果は絶大なはず・・・

残念ながら
他の生徒もそうなんです。

したがって
その効果が見えにくくなってしまう。  

その後
がつく理由とは???

負のスパイラルが
解消できないまま講習会終了!

そんな生徒の
学習効果は一夜漬けに近いのです。

1~2か月でメッキが剥がれます。

それを
冬期講習会で塗り直すのです。

それが多くの生徒のパターンです。

そうならないために
お盆休みを利用して
早めに塗り直すのです。

メッキが剥がれにくくなり
知識がしっかりと定着する。

もちろん
僕の意見は
絶対的なものではありませんよ。

お子様の
現状を見てご判断なさって下さい。  

の日々・・・
夏期講習会が始まると

塾講師が
一番大変な時期なんです。

1日10時間近くの授業。

昔は
お昼休憩も30分しかなかった。

でも
次の授業の
プリント印刷が終わっていない。

するとお昼抜き!


いや生徒の演習中

空き教室で
コッソリ食べたことがある・・・


でも

上司に見つかってしまう!

マジギレされるかと思ったら 

  

みんな同じ経験をしてきたのかな。(笑) 

立ち経験もアリ

深夜まで予習していると
そうなってしまうことがある。

生徒の演習中に・・・

でも
集中できない
落ち着きのない生徒がいる。

常にキョロキョロ・・・

だから


「寝てないよ!
 目をつぶっていただけだよ」

「ウソだ~~~~」

「ウソじゃない・・・」


「瞑想していたんだよ…
 良い授業をするためにね!」

苦しい言い訳をしていた。(笑)
  
若い頃は
1時間でも眠れば
大丈夫だったんだけど・・・

歳をとるとダメですね。

授業をしながら
意識が遠のいていったこともある。

(やばい・・・
 話しながら寝てしまう・・・)

10年後も
このような働き方ができるのかな?


夏期講習会が始まると
いつもそんな不安に襲われる。


新人頃は予習といっても
問題を解くだけで精一杯。

どう教えるかまで
考える余裕がない日が多かった・・・

この程度の予習で大丈夫なのかな?
という不安があった。

講習会中の塾講師は
心身ともにギリギリの状態で
教壇に立っている。

生徒だってそうだ。

だから
講習会中には
色んなトラブルが起こる。

トラブルの例

講師の暴言・暴力
自習室内でのケンカ
ミニテストでカンニング

講師は忙しいので
生徒対応がになる

だから
再テストの運用も生徒任せ!

夏期講習会は
塾に任せていれば大丈夫!

そう考えないほうが良いでしょう。

特に
ミニテストの結果には
注意を払うべきだと僕は思います。

ミニテストを
毎回合格できるためには
学習の基本動作を身に付ける。

夏期講習会が始まる前までに!

作:帰ってきた兼好法師 
Twitter:@Kenkohoshi_R

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