ブラックホール
多分
ここに吸い込まれた経験が
ある人はいないと思うけど・・・(笑)
こんな感覚では
ないかと思う瞬間があった！
それは
初めて自分はいずれ死ぬのだ
と自覚した時。
その瞬間
自分の体の質量が
一切なくなった感じがしたのだ！！！
突然
宇宙に放り出されたような・・・
自分という存在がなくなる
そんなことを想像しただけで
とてつもない恐怖が僕を襲った！！！
なので
なるべくそれを考えないようにした。
夏はカブトムシ。
それを飼うのは楽しみだった。
でも
脚が屈曲し硬直した
それを見た瞬間
僕は触れられなくなる・・・
昨日まで普通に持てたのにね。
死という現実は
それほどにまで僕を畏れさせた。
でも
なんでだろう？？？
歳を重ねるうちに
人生に死というゴールがあることに
やすらぎを感じるようになる。
逆に
人生が永遠に続くことの方が
恐怖に思えるようになった。
成功しなかったから
安心して死ぬことができる。
もし
大成功を収めたら
死ぬのが惜しくなってしまう。
秦の始皇帝は
不老不死を求めたといわれる。
それは
彼が栄華を極めてしまったからだろう。
でも
僕はもう一度
成功しようと挑戦してしまっている。
自分でも理由が分からない・・・
これも運命なのか・・・