
小学生低学年までの夏休み。
家でお昼寝をさせられていた。
早く外に遊びに行きたいのに。
だって、全く眠くないのだ・・・
しかし
いつの間にか寝てしまうのだ。
僕の隣で母が絵本を読んでくれる。
花咲じいさん、舌切り雀
アラビアンナイトなど・・・
それが楽しみだった。
「今日はこれ読んで」
小川未明の童話を渡した。
何度も読んでもらっているから
結末は分かっている・・・
なのに
母に読んでもらいたくなるのだろう?
不思議ですね~
成長するにつれ
忙しくなっていった。
昼寝をしている暇がなくなる。
すると
(なぜ
あの頃は昼寝が嫌いだったんだろう?)
不思議に思ってしまう。
昼寝は僕に
幸せをもたらすようになっていた。
あんなに
自由に寝られていた頃が懐かしい。
字幕が苦手

成績がかなり厳しい子の
家庭教師をしたことがある。
「字幕映画が無理~~~」
と言っていた。
それが表示されている
時間内に理解することができないのだ。
音読と黙読
僕は塾講師をしていた。
文章内容を
把握できない一つの原因が斜め読み。
それを
改善する方法として音読が挙げられる。
もちろん
家でしかできないが・・・。
僕も読書していて
内容が入ってこないことがある。
集中を妨げる要素がある時。
例えば、心が乱れているなど・・・
そう考えると
黙読って意外と
高度な技術かもしれないと思う。
読み聞かせの効用

僕は本好きになった。
国語も得意科目になった。
でも
読み聞かせとの
因果関係は検証しようがないと思う。
でも
僕にとっては
それは至福な時間だった思う。
よく考えてみれば
口から発せられた
音声を記号化したのが文字である。
だから
耳から方が言葉を理解しやすいだろう。
大好きな
母の声での読み聞かせは
本の世界に引き込む
効果が絶大なのかもしれない。
作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R
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