説 卒業式で泣く理由

ある高校での卒業式。

卒業生(男) 今日、ぼくたち

卒業生(女) わたしたちは

卒業生(全) 卒業します~~~

卒業生(A) でも、先生
        サインって何ですか?

卒業生(B) コサインって何ですか?

卒業生(C) タンジェントって
             何ですか?

卒業生(D) 教えてもらいましたが・・・

卒業生(全) 全く理解していません~~~

卒業生(E) 英語何年も勉強しましたが。

卒業生(全) 全く話せません~~~

卒業生(F) 理解できていないことが
       たくさんあるのに・・・  

卒業生(男) 今日、ぼくたち

卒業生(女) わたしたちは

卒業生(全) 卒業します~~~

卒業生(G) だから

卒業生(男) ぼくたち

卒業生(女) わたしたちは

卒業生(全) 悔しいのです~~~

卒業生(H) だから

卒業生(男) ぼくたち

卒業生(女) わたしたちは

卒業生(全) 泣くのです~~~   

理解させずに業させる!
これこそが最大の問題

大きな問題だと思いませんか?

今まで
それほど問題視されてきませんでした。

なぜでしょうか?   

習った知識が着する
とは限らない!

よく教養系バラエティー番組で

「今の小学生は
 こんな難しいことも知っています」

と大人をビビらせますよね。


しかし
その根拠はというと

小学校で教えられているから・・・

う~~~ん・・・

教えられたからといって
その知識が定着するわけではないのに。


何か「学校」って
教えた」という既成事実を作るのが

最も大事なことに
なってしまっている気がするのです。

それをどう教えるのか
どうやって理解させるのかという意識が
欠如しているのではないでしょうか?   

学校でったんだから
知っているはず!は幻想

徳川家康源頼朝
活躍した時代が分からない。

分数の割り算ができなない。

そういう中3が結構いました。

僕は塾講師として
そんな現実を見てきたのです。

だから
今の学校の在り方について
考えてしまうのです。  

学校の勉強はに立つの?

習ったことが
役に立つことは確かにあります。

でも
その殆どがネットでも
学べる内容だと思いませんか?

学校の勉強は答えがある問題が殆どです。

社会に出たら
答えのない問題ばかりだと思うのです。

自ら問題を発見し
それを解決する能力を育てること

大事なのではないでしょうか?

教育の目的は
入試に格すること?

小・中・高の教育の目的が

入試に合格すること

になってしまっています。

だから
それに関係ない教科は
切り捨てられるのです。

せっかく大学に行っても
学んだ専門性を活かす
職業に就く人は少ないですよね。

(特に文系は。
 そもそも勉強していない人が多い)

そして
採用する側の企業も
それを求めていないような気がします。

面接官だって
大学で勉強していないような・・・

すいません、これは僕の偏見です。


大学教授って・・・
研究することは一流だけど

教える技術は???

なんかおかしい。
「教え授ける」ことも
大事な仕事だと思うのです。


教授の皆さん!
あなたの素晴らしい研究成果
しっかり学生に伝えてあげないと
本当にもったいないと僕は思うのです。    

子化の原因は
学校教育?

人口減少少子化と騒いでいますが

それを
解決するための最も肝心なこと

学校では教えてくれない。

ではありませんか????



まあ
興奮しながら自習しましたが(笑)。


小6の時だったでしたか?

「男子は校庭で遊んできて
 女子は残って」


あの時
何を先生は話していたのかな?


お金もそう。
生きていく上で最も大切なものの
一つなのに・・・

全く教えてくれませんよね。

さらに
殆どの人が労働者になるのに
その権利を教えてくれません。

いやいや
学校は勉強だけを学ぶのではない
人間関係などの社会性を学ぶのだ!


そういう人がいます。
確かにその通りだと思います。


でも考えて下さい。

みんなが
学校に行くにようになったのは
日本では明治時代からですよ

学校がなかった
期間の方が圧倒的に長いのです。

では江戸時代は
社会性がない人ばかりで
無秩序な世の中だったのですか?


いや
明治維新で時代が大きく変わった。
だから学校が必要だったのだ。

という人がいるかもしれません。

であれば
明治と現代でも大きく違いませんか?

にもかかわらず
学校というシステムは
殆ど変わっていないのです。

だから
めちゃくちゃ頑張っている
学校の先生が報われないと思うのです。

そして
学校が原因で命を落とす人もいます。

学校というシステム
また、そこで教えることを
再吟味する機会が来ていると考えます。

でも
みなさんに論破される
自信がめちゃくちゃあります。

偉そうなこと言ってすいません。

部活は止すべき!

放課後の過ごし方。

殆どの人が部活をしています。
クタクタになって塾に来ます。

プロ選手になるわけでもないのに
こんなに練習する必要あるのかな?


帰宅部だった
僕はそう考えてしまうのです。

顧問の先生の多くは
スポーツ指導の専門知識を
持っているわけではありません。

だから
長く練習すれば結果が出るはずだ!
そう思ってしまうのかもしれません。


極論かもしれませんが

僕は学校での部活動は
廃止すべきだと思います。

学校教員の労働時間の
削減にもつながるでしょう。

課外スポーツは
地域のクラブでやるべきです。
しっかりとした専門家に任せるのです。

そして
やりたい人だけがやればいいと思うのです。

企業を育機関に!

スポーツをやらない人には
企業が教育する場を与えれば
良いと思うのです。

将来
活躍できる人材を教育し
発掘する場を自ら作るのです。
なるべく低価格で。

対面でやると
どうしても定員が生じてしまいます。

zoomでやれば
希望者全員が受講できます。
YouTubeでもいいでしょう。

生徒は色んな企業の講座を
受講する中で自分に合う企業を
見つけられるかもしれません。

企業側もアイディアレポート等を
提出させて適性を見ることができます。

実際に働かせても良いでしょう。

大学を卒業してから就職
その常識はなくすべきだと考えます。

会社で若手がリーダーに
ならないのはです!

あるいはスポーツ界では
若い人の台頭が目立ちますよね。

なぜ
一般企業ではダメなのでしょうか?

亀の甲より年の功?

確かにそうかもしれません。

でも
年の功と若者の柔軟性を融合
させて良いのではないでしょうか?

新しい風を吹かせるべきです。

あなたは
何がきる人なんですか?
それがめられる時代

それから学生の皆様に
お伝えしたいことがあります。

どこかに所属していることが
その人のステータスになる
!!


そんな時代は
終焉を迎えつつあると思います。 

あなたは何ができる人なんですか?

そう問われるようになるでしょう。

強烈な
求められるようになるでしょう。

まあ僕が言っても
何の説得力もありませんが(笑)。 


学校で学ぶことが
全てだと思ってはいけません。

プロフェッショナルになる準備は
今からでもできる!小学生でもね。


「習っていないからできません!」


そんな言葉を
よく生徒から聞きました。

その度に残念な気持ちになりました。


分からない問題があって質問に来る。

質問に来ることは良いことです。

でも
解答・解説を見ずに来る人が殆どでした。

まずは自分で調べてみようよ。

これだけのネット環境があるのだから。

そして
夢中になれるものを探してほしい。

それが
学生のみなさんにお伝えしたい
メッセージです。

作:帰ってきた兼好法師 
Twitter:@Kenkohoshi_R

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