転職して後した

理想の会社に
転職したはずなのに・・・

しばらくして

転職しなければ良かった・・・

そう思ってしまった
僕の後悔を紹介します。

まずは
アルバイトから正社員になった
その経緯をお話します。

の条件?
社員になること

僕は塾講師でした。

アルバイト講師として就職。

でも
それは夢を追うための
仮の姿のはずでした。

いつの日か夢を
忘れてしまったのです。

彼女との結婚を少しは
意識していたのかもしれません。

正社員になる決意をしました。

でも
営業電話というものが
この会社への不信感を高める
一つの要因になったのです。

営業電話は毛?

正社員になれば
営業電話をしなければならない

それは分かっていました。

バイトをしていた頃
正社員がそれをしている
シーンを何度も見てきたので。

僕はそれを冷ややかな目で
眺めていたのです。

電話している暇が
あるのなら補習でもしろよ!


今いる生徒を大事にしろよ!

そんなふうに思っていたのです。

でも
生徒が増えなければ
収益は上がらない!!


その現実を今では理解できます。

営業話掛け
ーラー作戦の巻

僕がいた会社では
集客目標がありました。

それを達成するかどうか
ボーナスの金額が変わるのです。

なので
その〆切の時期が近づくと
ローラー電話掛けが始まるのです。

一度問い合わせをしたある
ほぼ全てご家庭に勧誘の電話を
かけるという作戦!

たいてい迷惑がられます。

かける僕も迷惑だろうなと
思ってかけています。

精神的にも
負担が大きかったですね。

料イベントは
営業電話するチャンス?

会社の重役が
全支社に向けてのTV会議で
嬉しいそうに話すのです。

「新しく○○という
 無料イベントを企画しました。
 これで電話する理由ができましたね」


(はあ~~)

(全然、嬉しくないよ・・・
 余計なことするなよ!!!)


僕は営業トークが上手くありません。

なので
成績は良くありませんでした。

でも全く成果がなくても
掛けた件数が多い

不思議なことに仕事を
した気分になってしまうのです。


もちろん
こんな想いもありました。

不毛な電話掛けをしている時間を
生徒の補習に充てれば

良い口コミが広がり
生徒が自然に増えるのではないか

生徒とっても講師にとっても
WIN-WINの結果になるはずだ。

でも、これは
言い訳に過ぎなかったことを
転職して痛感したのです。

職した先は
ブラック業だった?

理想の会社に転職したはず…

でした。

だって
営業電話ナシが売りの塾でした。

そうは言っても少しはあるはずだ!

覚悟していました。

本当になかったのです。

業務中に授業準備をしても
文句を言われない・・・

むしろ
それが当たり前の光景。

なんて素晴らしい世界なんだ。

これが塾のあるべき姿だと
激しく感動しました。

でも
時間が経つにつれ

あれ???と

思うことが多くなったのです。

みんな定時の30分以上前に
出社している。

定時になっても帰れない・・・

上司が終業ミーティングを
なかなか始めてくれないので。

なぜか
定時退勤しているように
出勤簿を書かせられる・・・

休憩時間を
まともにとる人がいない・・・

出勤前にコンビニ等で買った
ものを予習しながら食べている。

僕には理解できない光景でした。

そして

授業のベルが
端ではなかった・・・

確かに
授業がメインの業務でした。

それが楽だと思ってしまった
僕の認識は甘かったのです。

求められるレベルが
想像をはるかに超えていたのです。

授業準備というものは
手を抜こうと思えば

いくらでも手抜きができます。

事実
前の会社ではほぼノー準備で
授業に臨んだことがありました。

もちろん
一度解いたことがある
問題だから手抜きができるのです。

でも
本来ならば
もう一度解くべきなのです。

前回の授業が
完璧であるわけがありません。

何かしらの課題が
絶対にあるはずなのです。

それを
生かさなくてはなりません。

それを忙しさを
口実にサボっていました。

職すれば
またロからスタート

会社が変われば
テキストなどが変わります。

教え方のスタンスも変わります。

またゼロから
スタートすることになるのです。

そんな当たり前のことを
転職してから気づいたのです。

そして
僕は授業することが
好きではないのかもしれない。


そんな言い訳を
頭の中でするようになったのです。

なので
前の会社が営業活動ではなく
授業内容の充実へと方針転換した
としても

結局
僕は様々な言い訳を考えて
何もしなかったのかもしれません。

転職した先の
社員は本当に授業するのが好きで

僕から見れば
ブラックな環境でも

教えることを究めるための
環境としては最高の場所だと
言えました。

だから
授業することが大好きな人
から不満が噴出することが
なかったのかもしれません。

そして

転職の意外な

転職すれば
色んなものがリセットされます。

また一から人間関係を
築かなればならないということも

僕にとっては
キツイことでした。

そしてこの職場には
尊敬する上司Sがいないことに
気づいたのです。

本気で向き合ってくれる人を
失ったことの大きさを

僕はひしひしと感じていたのです。

上司Sとの会いは

最悪でした・・・

こいつはモビルスーツか・・・

操縦士は
もちろんアムロではなく
 

社長!

本社の指示を
忠実に守る男でした。 

理不尽な上司にく!

僕は立て直しが
急務となった支店に異動しました。

他支店のリーダーであった

上司Sがここの
お目付け役になったのです。

僕の新しい上司は
新米管理職だったからでしょう。

上司Sの
眼鏡の奥にある目は冷たい。

当時はそう感じていました。

数字をもとに冷徹に
具体的なアドバイスを出していく。


でも
上司Sは
時々言葉の選択を誤るのです。

なかなか
行動に移せない僕の上司に
向かってこう言ったのです。
  


新米管理職の入社に
どんな経緯があったか知りません。

けど・・・

(なぜ
 そんな言い方しかできないのか!)

そう激しく
憤った記憶があります。 

上司Sの部になる

僕は新規オープンする
新しい支店(学習塾)に
異動になりました。

そこで待っていたのが
上司Sでした。


異動の内示が出た際

「この支店は生徒が
 700名は集まるだろう」

「重要な支店だから
 君には主任になってもらう」

そう幹部から
言われ僕は昇格したのです。

なのに
実際に集まった生徒は・・・
   

100名強

な姿・・・

その結果を受けても

「まあいいさ・・・
 お預かりした生徒をしっかり育てて
 口コミを広げて集客につなげよう!」


意外な言葉でした。

前の支店での
悪い印象があったので。

だから
生徒よりも営業に走るのでは・・・
と僕は予測していたのです。


僕の経験上
他の支店で偉そうなことを言っても

自分の支店では
できていないケースが多いのです。

まあ
自分のことを棚に上げる覚悟がない
と他人を説教なんてできませんよね。


営業電話する時間を
生徒の補習に充てた方が絶対にいい。

ずっと、そう思っていました。

だから
今回はそれがいい方向に転んだと
その時は思ったのです。 

働基準監督署に
僕はった!

やはり
上司Sも上からのプレッシャーに負けた。
営業活動がメインになりました。

「お金は出せないけど
 朝早く来て営業電話をしなさい!」

「本社が設定した
 集客目標を達成すれば
 それがボーナスに反映されるから」


(はあ~~~ 何その理屈・・・)

(達成しなかったらタダ働きじゃん!)


僕はここに相談に行ったのです。

労働基準監督署


そして、その発言が
違法であるという言質をとりました。

翌日
上司Sを面談室に呼び出したのです。

相談員の名刺を叩きつけ追及!

彼は冷静を装っていたが

名刺を見た途端
顔面がひきつっていました。 

上司S降・・・

翌日、僕は
上司Sに面談室に呼ばれました。

「申し訳ない・・・
 俺の説明が間違っていた」

彼は素直に謝罪したのです。

お偉いさんに確認し

自分に過ちに
気が付いたようなのです。

「でも、おかしいんだよな・・・
 俺その人にそう習ったんだけどな」

多分、本当なのでしょう。



その時
なぜか上司Sに
好感が持てたのです。

その率直さに。

その後も
彼に何度も盾突きました。

僕が納得するまで上司Sは
話を聞き対応してくれました。

信頼できる上司だ!

僕にはそう思えたのです。 

俺のためにくな!

忙しそうにしている上司S。

彼がいない時
その仕事を手伝いました。

でも

「そんな暇があったら
 営業電話の1本でもかけなさい」

「俺のために働かなくていいから」


そう冷たく言われたのです。
  

(でも
 あんたはさ・・・
      僕のお殿様でしょ。)

(家臣が殿様のために働くのが
   ・・・いけないことなの?)

(僕はあんたのような人に
  出世して欲しいだよ!!!)

そう言いたかったのです。   

飲み会否男

「俺さ・・・
 部下と飲むの苦手だからさ」


彼は常々そう言っていました。

でも
強引に連れていったのです。
 


数時間後

「俺こんなに
 笑ったのは久しぶりだよ!」



僕も楽しかったですよ。 

れの時・・・

僕は
上司Rのもとに異動になりました。

また新しくオープンする支店に。

しかし、その数年後

僕はこの会社を
去る決意をしたのです。

上司Rも
既に退職していたが

慰留しにくる
メンバーが彼の時と全然違ったのです。

そりゃそうです。

上司Rとは実績が
比べものになりません。

本気で
僕のことを引き止めてくれたのは

   ・・・・上司Sだけでした。
    


(あなたも分かっているでしょ。
     
     ・・・もう遅いんです)


(僕が次の就職先を決めないで
 辞めるなんて言い出すわけないでしょ)


でも
嬉しかったです。本当に・・・

少しだけ

心が動きました。 

僕への最後の

上司Rの退職により
突然管理職になった僕。

時々
上司Sが来て
サポートしてくれました。


年度末で退職することになった
僕の最後の仕事は新年度の時間割を
作成することでした。

特に重要なのが
新中1の準備講座。

担当の人数が
足りなかったので
僕は1クラス体制にしたのです。

それが
上司Sの怒りを買いました。

「お前さあ
 中学受験組と新入生の
 2クラスにするのが標準だろ!」

「1クラスじゃ
 生徒が集まるわけないだろ。

 やる気あんのかよ」
 
(はあ~~~
 標準なんて知らねえし・・・)

(僕に与えられた仕事の中で
「これはできる」「これはできない」と
 確認してくれるはずだったよね・・・)

(最近、全然してくれなかったじゃん!)


そう
ブチ切れそうになった瞬間

「だってお前書いていたじゃん。
『最後まで全力で業務を遂行します』って」

「会社に色々不満があって退職するのに
 俺、スゲーなって涙出そうになった。
 なのにさ・・・」




(・・・・え???)

(こいつ、あれを真に受けたの???)

(あなたは
 どこまでお人よしなんだよ)

(業務日報で書くことがなかったから
 いい加減に送ったものなのに・・・)

なんか急に
申し訳なくなってしまって
何も言い返すことができなかった。  

彼はしみの対象に

僕は自分を正社員に
してくれた会社を去りました。

家に帰ると

上司Sからメールがきました。

「今日が最終勤務日だったね。
 飲もうと思っていたけど・・・

       
      ・・・・忘れてた」



その後の文面で
僕への労いの言葉が
あったかもしれません。

でも全部吹っ飛んだ!

何が書いてあったか覚えていない!





忘れてた


この言葉しか残ってないのです。



だったら

だったさあ


なんで
忘れてたって
バカ正直に書くんだよ!!!

それさえなければ

あなたは
ずっと尊敬できる上司だった。

なんで
最後の最後でも・・・

あなたは
言葉の選択を誤るんだ・・・


仕方ないかもね。
僕はあなたに逆らってばかりだった。
いなくなってせいせいしたんだね。

因果応報だ。


でも
彼は憎しみの対象に
なってしまったのです。 

の芝は青かった・・・

上司Sのある言葉が

いつまでも
引っかかっていたのです。

それは


やはり
上司Sの言葉は正しかった!

転職して
数年経ってそう思えました。

離れてみると
元の会社の良さが
見えてくるのです。

転職した
会社の悪い部分ばかりが
見えてくるのです。

僕は後悔し始めていました。    

上司Sとの

研修の帰り道。

へとへとになっていました。

営業活動なし。
授業の質で生徒を集める塾に
転職しました。

理想の会社のはずでした・・・

本当に授業だけが仕事。

でも
要求されるレベルが・・・

世の中、甘くないな。

そう思いながら
とぼとぼ歩いていました。



(あっ あれは!)

上司Sが前から歩いてきたのです。

彼の子どもと
手をつないでいました。

(そうだった!
 彼はここらへんに住んでいたっけ!)


「どう元気にやっている?」

そう彼は声をかけてくれました。

「やってますよ!!」

そう強がって言ってしまいました。
  


僕は膝をつき
彼の子どもに「こんにちは」と
挨拶してみました。

きょとんしていました。

当然の反応ですよね。


でも

顔を上げると


そこには

優しい

優しい

お父さんの顔があったのです。

作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R

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