大したことのない
風邪で学校を休んだ・・・

色んなことを考える。
僕がいなくなった
クラスの様子は・・・

みんな悲しんでいないかな・・・
今日の給食の献立は???

献立表を見る。
なに~~~

揚げパン!
僕という存在がなくなったことで
クラスにはどんな変化があるのかな?
あの女の子は
誰だったのか?
僕が好きな子は
心配してないかな???
学校を休んだある日のこと。
買い物から帰ってきた母が言った。
女の子がうちの前を
ウロウロしてたわよ・・・

え
誰なんだろ・・・
僕が好きな・・・まさか!
そんな
トキメキを僕に与えてくれる!
翌日
学校に行く。
な~~~んにも変わってない。
だ~~~れも心配してない。
まあ
こんなもんだよね・・・
夢は・・・
諦めるものではない
学習塾に勤めていた僕。
夢を叶えるために
腰掛けのつもりで働いていた。
でも
僕はアルバイト講師から
正社員講師になることを決意した!
夢を諦めたわけでない。
いつの間にか忘れてしまったのだ!
異動の内示が出た。
この教室で10年弱働いていた。
自分が
この教室を支えていると思っていた。
僕がいなくなれば
この教室は衰退すると思っていた。
不謹慎だけど
そうなることを願った・・・
でも
全然そうじゃなかった・・・
むしろ発展した。
自分がいなくても・・・
僕のせいで
成績が下がったと言う
保護者が結構いたみたいだ・・・
そうだったのか・・・
これが現実なのか。
僕は何にも分かっていなかった。
そして
知ってしまった!
僕がいなくても
会社は回るし・・・
僕がいなくても
地球は
いつも通り回り続けることを!
少し大袈裟ですね・・・(笑)
第四四段
作:帰ってきた兼好法師
Twitter:@Kenkohoshi_R
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